2011年8月17日水曜日

ご報告■お手紙をいただきました

福島県相馬郡飯館村長様より、プロジェクトにお手紙をいただきました。

<一部抜粋して、紹介させていただきます>

このたびの東日本大震災により、本村は地震による被害は少なかったものの、福島第一原子力発電所の爆発事故により、風向きの関係で放射線量が多く飛散し、大気・水・土壌が汚染され村民の暮らしは一変しました。
その後、大気や飲料水の放射線量が減り、少しずつ村民の暮らしも落ち着きを戻しつつあった最中、4月22日政府より「計画的避難区域」、つまり年間放射線の積算線量が20ミリシーベルトに達する恐れがあるため、概ね1ヶ月以内に全村避難という一方的な指示がなされました。避難先や暮らしのこと、憤り、そして困惑による心労は計り知れないものがあります。
わが飯館村は、自然豊かな田園風景のなかにある純農村であり、また地域のコミュニティを長年大切にしてきた村(までいライフ)でもあります。したがって今回の全村避難は村長として耐え難いものがあり、また残念でなりません。
<中略>
今回の原発事故により、全国各地からあたたかい励ましのお言葉、力強いご声援、そして多額の義捐金、物資など、多くの皆様から賜りましたこと、感激の極みであり、村民を代表して心からお礼を申し上げるものであります。