2011年4月23日土曜日

落合恵子*Journal of Silent Spring

それが何であれ、「いろいろある」ということが民主主義の基本なのだと考える。
ひとつの社会、市でも町でも村でもいいので、ひとつの集合体を想像してみよう。 
その社会に、ある年代しかいないとしたら、どうだろう。  
たとえば三十代しかいない町。たとえば十代しかいない村。
たとえば八十代しかいない市。四十代だけの街、五十代しか住めない自治体というように。