2011年5月30日月曜日

落合恵子*Journal of Silent Spring

緊急増刊『朝日ジャーナル』、「原発と人間」は、とても心に響く一冊である。心にすとんと落ちる、とも言える。
それぞれの執筆者は数値やデーターや表を駆使しながら、
原発の「いま」と、これからわたしたちが向かうべき未来について描いておられる。
が、多くのテレビの情報番組の中での解説のように、数値だけがひとり歩きして宙に浮かず、しっかりと心に根づく理由は、それぞれの執筆者ご自身の、確かな生きる姿勢がそこにあるからだろう。