2011年8月16日火曜日

ご報告■写真とお手紙をいただきました

いわき市立白戸保育所 所長 櫛田美保子様より、プロジェクトにお礼状と写真、こどもたちのメッセージをお送りいただきました。誠にありがとうございます。

<一部抜粋して、紹介させていただきます>

このたびは、子ども達のためにと、たくさんたくさんの絵本をお送りいただき本当にありがとうございました。心のこもった絵本はもちろん、皆様から寄せられたメッセージの一言一言にも胸を熱くしながら、子ども達とともに日々を過ごせることに感謝しつつ、新たに頑張る勇気がわいてきました。

子ども達が絵本を各家庭に持ち帰る際、皆様からのメッセージをコピーして保護者の方にもお届けしました。保育所でも絵本の読み聞かせを大切にし、図書コーナーを設け、貸し出しを行っていますので、常日頃から絵本に親しむ習慣のついている子が多いのですが、きっと、その夜は家族で絵本を開きながら、いつも以上にアタタカイひと時を過ごしたことと思います。

当保育所でも、地震や津波の被害を受けた方も数多く、それに加え、福島第1原発から約40㎞の位置にありまして、職員やお子さんの中には原発10キロ、20キロ、30キロ圏内から避難してきている方もいらっしゃいます。放射能の環境汚染の不安を抱えつつも、日々、放射線量測定をしながら、子ども達の元気な笑顔のためにと保育を工夫しながら過ごしています。
子ども達が絵本を選んでいるとき、そしてお礼のカードを書いているときの写真も同封しました。皆様にも宜しくお伝え下さい。遠くの地で、子ども達のことを心配してくださっている方がたくさんいらっしゃることを励みとして、私たちもいわきの地で頑張ります。