2011年7月15日金曜日

落合恵子*Journal of Silent Spring

わたしたちはいま、悲しいことに
「疑ってかかる」という姿勢を身につけざるを得ない日々を送っている。
その言葉を発するものが、この社会の政治を司り、
わたしたちをいやおうなく、ある方向へ導くものであればあるほど。
わたしたちの内に、外から入ってきて根付き、
いつの間にか、わたしたち自身の価値観になってしまったものも、
わたしたちは疑ってかからなくてはならない。