の活動が続いている。
大事な思い出のある本を送っていただき、本当にありが
とうございます。
「HUG&READ」の活動は、むしろ「これから」という
思いが日に日に強まっている。
わたしは専門書店の代表であり、自らも本を書いている
が、本が人生のすべて、とは思えない。
いまこの瞬間、切実に別の何かが欲しい、と祈るように、
叫ぶように思っている子もいるはずだ。そのことも充分承知
の上で、それでも「HUG&READ」の活動は続ける。
その子がためらいがちに、欲しいものに手を伸ばすとき、
背中を少しだけ押してくれる「何か」に光を当ててくれる
ものが、本の中にはあるはず、と信じて。