宮城県亘理町立荒浜小学校の髙橋壽子校長様より、お手紙をいただきました。
誠にありがとうございました。
<以下紹介させていただきます>
秋冷の候 貴殿におかれましては、ますますご清祥のことと思います。
私どもの荒浜小学校のある荒浜地区は、3月11日の東日本大震災により甚大な被害を受け、壊滅状態となりました。約1400戸あった家々は、ほとんどが全壊となりましたが、現在は仮設住宅やアパート等に入居することができています。
3月11日は、全児童・教職員と避難してきた地域の方々を含め約850人が校舎で一晩を過ごしました。児童も全員無事で一人も犠牲者を出さなかったことが何よりでした。本校は、1階部分が津波によって壊れ使えなくなってしまったので、荒浜小学校から7㎞ほど離れた同じ町内の逢隈小学校の校舎の一部を借りて4月25日から学校を再開して教育活動を行っています。
3週間の短い夏休みを終え、8月22日から2学期が始まりました。子どもたちは、逢隈小学校の子どもたちとも仲良くなり、元気に学校生活を送っています。
皆様からいただきました児童用図書は、子どもたちの教育活動に活用させていただいております。本当にありがとうございました。
多くの方々の温かい励ましとご支援に支えられてここまでやってまいりました。これからも少しずつでも前に進んでいくことでご支援に応えていきたいと思います。皆様のご健勝をお祈りいたしまして、御礼といたします。